みなさまこんにちわ☆
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございますm(_ _)m
みなさま、当協会の保護猫である、「ひげ蔵(ぞう)」はご存知ですか?
↑↑こちらの猫です(=‘x‘=)
鼻のところにヒゲのような黒い模様がチャームポイント♪
でも、女の子なのです♥
以前の敬老の日のブログでも紹介しましたが、
ひげ蔵は今年で20才になる超高齢猫なのです!
ひげ蔵は子猫のころに保護されましたが、
風邪が長引いたため、なかなか譲渡されず、
そのまま月日が流れてしまいました。
他の猫と一緒に暮らすのが苦手だったため、
数年前から一匹の部屋で飼育されました☆
一人の部屋になってからは人に対してもスリスリしてくるほど
友好的になってくれましたヽ(*´∀`)♥
しかし、ひげ蔵は2009年頃から腎臓が悪くなったため、
腎臓の薬の投与がはじまりました。
それでも、食欲や元気は変わりなく、穏やかに過ごしていましたが、
2014年(16才)から加齢のため心臓も悪くなってきました。
薬の投与や、こまめに獣医の診察やスタッフが食欲などを
チェックしていたので、様態が悪化することはありませんでした。
そして2015年には膵炎によって糖尿病が発症してしまい、
獣医によるインスリンの投与が必要となりました。
食欲が落ちるときもありましたが、それでもいつもと
変わらないような様子で人に対してスリスリしてくるひげ蔵☆
しかし、今年の7月から様態が悪化し、先月から、
当協会の病院施設で入院することになりました。
そして先週からは自力で起き上がることもできなくなり、
また、発作が起きたり呼吸が苦しくなったため、
酸素室に入れて療養することになりました。
スタッフが声をかけたり、手足を触ってあげても反応はなく、
意識が朦朧としているひげ蔵…
もう厳しいかなと思いましたが、
以前、ひげ蔵の調子が悪くなった時にイケメン(や〇ぴー)のポスターを
部屋の中に飾ったところ、様態が良くなったことがあったので、
もう最期かもしれないし、ここに貼ってあげようか…と思い、
ひげ蔵の酸素室内にや〇ぴーのポスターを貼ってみたところ、
なんと、心なしか、ひげ蔵の様態が良くなったのです!
その様子がこちら
↓↓
や〇ぴーのポスターを貼ってスタッフが呼びかけたら、
ひげ蔵が声を出して反応をしてくれるようになりましたヽ(*´∀`)♪
やっぱりひげ蔵も女の子♥
イケメンの力はスゴイですね…苦笑
その後も、食欲も少しずつ戻り、また発作も収まってきたので、
一時期よりは様態は良くなりました!
ここまで回復したのはや〇ぴーのおかげかもしれませんが、
やはり一番は懸命に治療を続けた獣医と、
ずっと声をかけ続けたスタッフの愛情のおかげだと思います。
少しずつは良くなっているものの、やはりそれでも厳しい状況に変わりなく、
今でも、発作を抑える薬や抗生剤、そして脱水にならないように点滴を続けながら、
なんとか命をつないでいる状態です。
・ ・ ・ ・ ・
当協会の保護施設はあくまで「シェルター」、つまり
”一時的な避難所”でしかありません。
本当は、暖かい家庭に迎えられて、
愛情たっぷりで可愛がられて、きちんと面倒を見られて、
そこで最期を迎えるのが動物飼育の理想だと思います。
しかし、当協会には様々な理由で手放された動物が保護され、
そして新しいお家が見つからないままここで一生を終える動物もいます。
動物病院が併設されていることもあり、
当協会で保護された動物は、治療が必要な状態であっても、
最期まで面倒を見ます。
それにはもちろん、獣医による治療や投薬も必要ですし、
スタッフによる掃除やゴハン(処方食)のお世話など、
様々な労力がかかります。
この状態では、ひげ蔵を譲渡することは叶わないですし、
これ以上の治療を行っても、劇的に回復することは難しいと思われます。
しかし、当協会には他にも多くの動物たちが保護されており、
また、治療中や高齢の動物たちもたくさんいます。
全ての動物たちを紹介することができず、申し訳ありません。
もし当協会の活動を応援してくださる方がいましたら、
ぜひとも、ご寄付をお願いいたします。
みなさまの少しずつのお気持ちが、
多くの命をつなげることができます。
HPに、【ご寄付の案内】が出ておりますので、
厚かましいお願いではありますが、
みなさまのご支援をお待ちしておりますm(_ _)m
ひげ蔵!がんばってます☆
今後の様態については、また報告させていただきます(=ΦエΦ=)