病院コラム~健康診断~

皆さん、こんにちは(^^♪

最近は風の強い日が続いて、桜の木も一気にピンクから緑に変わりつつありますね。

さて、今日のお話は健康診断のお話です。

動物は人と違い言葉で不調を訴えたり、弱い姿を簡単には見せません。

そのため、動物が元気・食欲がなくなったときはかなり病気が進んでいる状態かもしれないんです。

医療には限界があります。重症化してからでは、助けられないケースも少なくありません。

そうならないためにも、病気の早期発見・早期治療が重要となります。

でも、どのタイミングで検査すればよいのか分からないと思います。

まず人の1年は、動物の約4年に相当します。それを考えれば1年に1回の健康診断は多くないと思います。

また、それ以外に

・最近元気がなくなった

・元気だけれど食欲落ちてきた

・食欲あるけれど痩せてきた

・食欲あるけれど、嘔吐下痢を繰り返している

・お水飲む量が増えてきた

・おしっこの量が増えてきた(猫砂の塊が大きい)

など、いつもと違うかも?と思ったときにはすぐに健康診断をしておくと、病気の早期発見・早期治療につながります。

健康診断の内容は

  • 身体検査(体重、問診、視診、触診、聴診、打診)  
  • 血液検査(血球検査・生化学検査10項目)
  • 尿検査(任意、または尿症状がある場合)
  • 便検査(任意、または便症状がある場合) 等々になります。

これらの結果で異常がある場合、精密検査が必要となってきます。

飼い主様が気になるのは、動物たちの身体の状態はもちろんのこと、料金だと思います。

当院では、健康診断強化月間として、下記の内容でキャンペーンを行っております。

血液検査に限ってなのですが、

の場合3月~6月末の期間限定で、他の検査機関に外注検査となりますが、

19項目生化学検査+フィラリア検査が¥5400

で調べることができます。

また、の場合は9月~11月末の期間限定で、他の検査機関に外注検査となりますが、

19項目の生化学検査が¥3500

で調べることができます。

犬猫共に他の検査機関に外注検査となるので、結果が出るまで1週間前後のお時間を頂きます。

とてもお得なキャンペーンですので、是非この期間を利用して、かわいい家族の一員である動物たちの健康診断をしてみてはいかがでしょうか?

 

《神奈川県動物愛護協会附属動物病院》

受付時間 / 9001200  診療時間 / 930  

*一般外来診療の受付時間です*

予約診療日 / 金曜日・日曜日

TEL045-421-5592

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動物病院コラム~尿石症について~

皆さん、こんにちは!

このところ暖かい日も増えてきましたね♪

協会のある篠原園地の公園も、桜が見ごろを迎えています!

この土日はお花見をする方々でとても賑わっていました。

皆さんも是非篠原園地に遊びにいらしてはいかがでしょうか☆

さて、今回のテーマは尿石症についてのお話です。

前回も尿検査について書かせていただきましたが、その続編です!

尿石症とはおしっこの排泄経路に結石ができる病気です。

原因としては食事の内容や体質、病気が原因で尿のpHが酸性やアルカリ性に偏ったり、尿中のミネラルが増加したり、寒い季節は特に飲水量の減少などにより結晶ができやすくなると考えられています。

食事生活や生活習慣、基礎疾患が大きく関与している病気なんですね。

症状としては、

・頻尿、血尿

・排尿姿勢をとるが尿が出ない

・何度もトイレに行く

この様な症状がみられたら早めに動物病院を受診しましょう!

 

次に、病院ではどんな検査をして診断するのかというと、

・尿検査

pH、細菌や出血の有無、結石の前段階の結晶の有無などをみます。

・超音波検査

結石の有無、膀胱の壁の厚みをみます。

・レントゲン検査

結石の種類によってはレントゲンで写ってくる事があります。

以上のような検査をして、診断していきます。

もし取れる場合は、診察時に尿を持参してくださいね。

 

そして、尿石症と診断されてしまった場合はどんな治療をしていくかというと、

・食事管理(ロイヤルカナンのpHコントロール、ヒルズのs/dやc/dなど)

・血尿がある場合は止血剤

・細菌感染がある場合は抗生剤

上記の治療でも改善がなく結石がつまってしまったり、食事管理で小さくならないときは手術をすることになります。

 

では最後に予防をするにはどうしたらいいのでしょうか。

予防するには水分をしっかりとり、トイレを我慢することがないようにすることが大切なので、水の置き場所を増やしたり、トイレを常に清潔にする事が大切です。

また、ロイヤルカナンのメールケア、フィーメールケア、ニュータードケア、ヒルズのc/dマルチケアなど尿石症予防に配慮されているドライフードを与える。

特に寒い時期は飲水量を増やすためにドライフードをふやかすのも一つの方法です。

 

今回は尿石症のお話でしたが、これから春になると犬では狂犬病やフィラリア症の予防の季節になり、病院に行く機会も多いかと思いますので、尿検査をしてみてはいかがでしょうか。

 

《神奈川県動物愛護協会附属動物病院》

受付時間 / 9:00~12:00  診療時間 / 9:30 ~

*一般外来診療の受付時間です*

予約診療日 / 金曜日・日曜日

TEL:045-421-5592

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動物病院コラム~猫の慢性腎不全と尿検査~

皆さん、こんにちは。

最近は日中温かい日も増えてきましたね!

梅もきれいに咲き始めて、春が待ち遠しい今日この頃です☆

今更ながら始まりました附属動物病院のコラムですが、色々な情報をタイムリーに?

(なるべくそうさせていただきますね(;^ω^))

発信させていただこうと思いますので、是非ご覧ください☆

 

さて、今日は猫の慢性腎不全と尿検査についてお話させていただこうと思います。

「病院に連れて行きたくても行けない…」「採血はかわいそう…」

…といった理由で検査を躊躇されている方はいらっしゃいませんか?

猫ちゃんが8歳を過ぎたら尿検査を受けてみましょう!!

 

現在、慢性腎不全にかかる猫ちゃんは、約3頭に1頭と言われています。

血液検査で異常(BUNとクレアチニンの高値)が見られた場合、既に腎機能の約75%が失われており、

逆に言えば25%しか腎臓が機能していないことになります。

一度失われた腎臓の機能は再生しないため、いかにして早期に慢性腎不全を発見できるかが重要です。

そこで血液検査より早く発見でき、かつ猫ちゃんへの負担の少ない尿検査をお勧めします。

 

尿検査は血尿や膀胱炎の時に行うイメージですが、慢性腎不全の疑いがある時は、尿の濃さや尿タンパクの有無を調べます。尿が薄い場合は腎臓の尿濃縮機能の低下を表し、尿タンパクが出てしまうと腎不全が進行している可能性があります。

尿が薄い状態が続く場合は、慢性腎不全の可能性がありますので注意が必要です。(夏場など一時的に飲水量が増加している場合も尿は薄くなります)。

また、腎機能の低下が原因の場合、どれくらいタンパクが出ているのかを追加で調べることにより、腎臓に負担をかけているのか否かがわかります。なお、追加検査は結果に数日程度かかります。

 

メリット

・猫ちゃんを病院に連れて行かなくてもよいため、負担が少ない

・尿の採取に失敗しても、自宅で再度採取が可能

・費用が安い

デメリット

・いつ尿を採取できるかわからない(タイミングが合わないと難しい)

 

尿検査のQ and A

Q.尿はどうやって持っていけばよいか?

A.吸水シートや猫砂に吸収されてしまうと検査ができませんので、液体のまま清潔な容器に入れてお持ち下さい。

具体的には、排尿時に直接尿を採取するのは難しいため、2層のトイレを使用している場合は下に敷いているペットシーツを裏返しにして、そこに溜まった尿を取る方法がやりやすいです。層になっていないタイプで、砂を使用している場合は、砂の量をほんの少しにしていただいて、清潔なコットンに吸収させていただくといいと思います。

 

Q.採取した尿は時間が経っても大丈夫?

A.尿を採取できた場合は、なるべくその日のうちにお持ち下さい。

時間が経つと尿の酸化や細菌増殖によって、検査結果に影響が出てしまう可能性があります。

なお、診察時間外でも尿検査は可能です。17時頃までにお持ち下さい。

 

Q.尿検査の所要時間は?

A.所要時間は10分程度です。後程お電話にて結果をお伝えすることもできます

 

この季節は飲水量も減って、膀胱炎や尿道が詰まってしまう病気も起こりやすいので、ぜひこの機会に尿検査をしてみてはいかがでしょうか☆